2005年11月13日

競輪

まずはじめに、今や世界的なトラック種目となっている「ケイリン」と、日本のプロスポーツ「競輪(けいりん)」は別ものである。ルールも若干異なるが、もちろん「ケイリン」は日本の「競輪」から発祥したものである。

競輪は、日本競輪選手会(JPCU)に属する4千名弱のプロ選手によって繰り広げられている公営競技。もちろん競輪そのものはギャンブルであるが、プロスポーツの競輪選手達が織り成すレース展開は、純粋に選手達の力と力がぶつかり合う競走として楽しめることも、一般のファンから支持されているゆえんだろう。

さて、競輪は日本独自のものと思われている方もいらっしゃると思うが、日本自転車振興会の技術指導のもと、現在は、韓国のソウル市でも開催されている。韓国はロード競技でも大きな力を持っているが、特にスプリントに強い選手を多く見受けるのは、この競輪が根付いていることと関係があるのだろうか。

また、日本では、戦後、16年間にわたって女性選手による「女子競輪」が開催されたこともあったが、しかし女子競輪は選手間の体力の差がありすぎて、ギャンブルとして存続することはできなかった。

また、国内では残念ながらギャンブルとしての位置づけが強い競輪ではあるが、一般的に「競輪」という言葉は誰しもが知っている。競輪界でも近年はイメージアップに注力をそそいでおり、イメージキャラクターに、数年前に自転車界を賑わしたあの映画、「アンダルシアの夏」でも活躍したタレントの小池栄子らを起用。そして、日本自転車振興会はKEIRINキャンペーンとしてこのイメージキャラクターの愛称を全国から募集し、このキャラクターは「ケイリン流行らせ隊」と名づけられ、競輪のイメージアップに一役買っている。

世界を舞台にして活躍している競輪選手達。彼らが、現在の日本のトラック競技短距離種目を引っ張っている。
posted by attic at 00:00| レース | トラック