エディ・メルクス(Eddy baron Merckx)は、不世出のプロロード選手。1945年6月17日生まれ。ベルギー出身。
東京オリンピックでベルギー代表のロード選手として日本に来日したこともある。現在までの全世界のプロロード選手の中で、勝利数が500勝以上という最多の優勝回数を誇る。プロチームに所属した中で特にイタリアのモルテニ時代での活躍はすさまじく、その攻撃的な走りと出場する全てのレースで勝利を目指した貪欲さから、選手からは人食いを意味する“カニバル”と恐れられた。
時には愛娘との遊びの競争でさえ負けを譲らないこともあったというエピソードからも、偉大な競技者メルクスの勝利に対する片鱗が垣間見える。エディ・メルクスはジロ・デ・イタリア5勝、ツール・ド・フランス5勝など前人未到の領域を極めている。
メルクスは自転車の機材にも妥協することがなかった。フレームやパーツの素材を見直し、また肉抜きなどで軽量化を行い流行の先駆けともなった。現在は自身の名前を冠したEddy Merckxブランドを興しプロチームにも供給している。
ご子息のアクセル・メルクスも父と同様プロとなったが、しかし悲しいかな、偉大な父を持つ宿命か、まだ父の記録を超えるには至っていない。

