2009年02月09日

バンク

トラック競技場の別称。一般的にバンクと呼ばれている。このバンクは、競輪が開催される競技場と、スポーツ施設的競技場の2つがあって、それぞれ規格が違う。競技ルールそのものが違うから、走行ラインの引き方なんかも違ってくる。コース上にはいくつかのラインがあって、一番わかりやすいのが周長の基となる測定ラインの違いだ。

ここでは、前者を競輪場、後者をトラック競技場と呼ぶことにしよう。

競輪場は周長が400メートルか500メートル。対するトラック競技場は一般的には333.333…メートル。バンクは周長によって、各コーナーのカントと直線距離が変わってくるので、その競技場によっても、選手によっては得手不得手が出てきたりする。

例えばスプリント競技を例に見てみよう。スプリント競技では、直線距離が長いバンクは追いこみ型に有利。逆に直線距離が短いほうは先行型に有利となる。なぜなら、コーナーの外側は周長が長いから、追いこみ型の選手が最終コーナーを終える頃捲くりに入って前走者を抜くには、ゴールまでの直線距離が長いほうが抜くための時間が稼げてよいわけだ。逆に先行型の選手は、コーナーを終えてゴールまでの直線距離が短いほうが逃げ切れる可能性が高くなる。

トラック競技大会が開催される時は、全国的にみると専門の競技場はそう多くはないから、競輪場が開放されて開催されるケースが多いと思う。

ちなみに先ほどのスプリント競技についてあまり一般には知られていないことを書いておこう。スプリント競技は、対戦相手が決まったら準々決勝からは2回勝負で行われるのだけれど、1周目の先行義務は公平になるようそれぞれ交互に課せられる。どちらが先に先行して開始するかは抽選で決めている。抽選は袋のなかに入れた目印の付いたピンポン玉で決めたりするが、たまに鉛筆なんかを用いることもあるようだ。さすがに競技以外のこういう光景はテレビでも流れることはないと思う。
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posted by attic at 10:28| レース | トラック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする